会計事務所アストライブ > 記事一覧 > 個人事業主向け|青色申告と白色申告どちらを選ぶべき?
会社員だと所得税に関する手続きは会社が行いますが、個人事業主だと自分で確定申告をしないといけません。そして確定申告の方法にも①白色申告と②青色申告の2パターンがあり、「どちらを選ぶべきだろう?」と悩むこともあるかもしれません。
この検討をしている方に向けて、最低限知っておきたい知識をここにまとめました。
結論からいうと、「節税効果を高めたい」と考えているのなら青色申告を選ぶべきです。特に大きな売上が出ている方、逆に赤字が出ている方なども青色申告を選んでおいた方が良いです。
青色申告の良いところは、次のような税制上の恩恵が得られる点にあります。
その反面、青色申告を選択した場合は記帳等の作業負担が増してしまいますので、本格的に事業を行うつもりのない方・節税を一切考えていない方などであれば無理に選択する必要はありません。
確定申告のやり方に関して手続きを行わなければ、原則的な方法である白色申告を選んだことになります。
そして「申告さえできればいいから、簡単な方法で経理・申告をしたい」という方は、青色申告に変更することなく白色申告のままでいて良いでしょう。
白色申告の場合、上述した税制上の恩恵が得られませんが、複雑な記帳を行う必要がないなど経理業務にかかる手間を減らすことができます。
まず、青色申告を選択するための申請を行う必要がありません。
そして、取引に関する記録の付け方も簡易な方法が認められます。青色申告(複式簿記)だと簿記の知識が必要になりますが、白色申告(簡易簿記)なら家計簿をつけるような感覚で記録を残しておけば良いのです。
確定申告を行う際の提出書類も、青色申告だと決算書を作成しないといけませんが、白色申告なら収支内訳書(売上や必要経費をまとめたもの)と呼ばれる簡易な書類を作成するだけでかまいません。